胸と背中の痛みは要注意?考えられる原因と受診の目安

胸や背中に痛みがあると、「様子を見てよいのか」「何科を受診すればよいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、考えられる原因や受診を考えたい症状についてわかりやすく解説します。

胸と背中の痛みが気になる方へ

背中の痛みを気にする女性

胸や背中の痛みは、心臓や血管の病気だけでなく、肺や胸膜、胃や食道、筋肉や神経など、さまざまな原因で起こることがあります。一方で、痛みの出る場所や痛み方、ほかに出ている症状によって、考えられる病気は異なります。
「少し様子を見てもよいのか」「早めに受診したほうがよいのか」で迷うことも多いため、まずは主な原因と受診を考えたい症状を確認していきましょう。

考えられる主な原因

胸や背中の痛みは、心臓だけでなく、肺・胃や食道・筋肉や神経・ストレスなど、さまざまな原因で起こります。

・心臓や血管の病気

胸の中央が締めつけられるように痛む、背中まで重苦しさが広がるといった場合は、心臓や血管の病気が背景にあることがあります。動いたときに痛みが出る、冷や汗や息苦しさを伴うときは、注意が必要です。

・肺や胸膜の病気

息を吸ったときに痛む、せきや発熱を伴う場合は、肺や胸膜の病気が関係していることがあります。胸だけでなく、背中にかけて痛みを感じることもあります。呼吸のしづらさがあるときは、我慢せずに受診することが大切です。

・筋肉や神経の痛み

体をひねったときや、押したときに痛みが強くなる場合は、筋肉や神経の痛みが考えられます。長時間同じ姿勢が続いたあとや、無理な動きをしたあとに起こりやすいのが特徴です。動作によって痛みが変わるときは、このタイプの可能性があります。

・胃や食道の不調

食後に痛みが出る、胸やけや飲み込みにくさを伴う場合は、胃や食道の不調が原因のことがあります。みぞおちから胸、背中にかけて違和感が広がることもあります。食事との関係がはっきりしているときは、この可能性も考えられます。

・ストレスによる痛み

検査で大きな異常がなくても、強い緊張や疲れが重なることで、胸や背中に痛みや圧迫感が出ることがあります。不安が強いときや、気持ちが張りつめているときに症状が出やすい傾向があります。ただし、ご自身では原因を決めつけず、気になる症状が続くときは当院へご相談ください。

痛む場所や痛み方で考えられる病気

解説する医師

胸や背中のどこが痛むか、どのように痛むかによって、考えられる病気が異なることがあります。

・胸の中央が痛むとき

胸の中央が締めつけられるように痛む場合は、狭心症や心筋梗塞などが隠れていることがあります。動いたときに痛みが出る、圧迫される感じがあるときは、心臓への負担が原因のこともあります。胸やけのように感じることもあるため、症状が続くときは早めに確認が必要です。

・背中まで痛みが広がるとき

胸の痛みが背中まで広がる場合は、大動脈の病気や心臓の病気が隠れていることがあります。急に強い痛みが出た、背中に抜けるような痛みがあるときは、注意が必要です。強い違和感や今までにない痛みがある場合は、我慢せずに受診を考えましょう。

・左胸や左背中が痛むとき

左胸や左背中の痛みは、心臓の病気を心配される方が多い症状のひとつです。とくに、左胸の圧迫感や左肩・腕に広がる痛みを伴うときは、循環器内科で確認したい症状です。一方で、筋肉や神経の痛みで起こることもあるため、痛み方や続く時間をみることが大切です。

すぐに受診したい症状

胸や背中の痛みの中には、早めに医療機関で確認したい症状もあります。

・強い痛みが急に出たとき

突然、これまでにない強い痛みが出た場合は、心臓や血管の病気が背景にあることがあります。短時間で急に悪化したり、安静にしていても強い痛みが続いたりするときは注意が必要です。様子を見ず、できるだけ早く受診を考えましょう。

・息苦しさや冷や汗を伴うとき

胸や背中の痛みに加えて、息苦しさや冷や汗がある場合は、体に強い負担がかかっている可能性があります。吐き気、動悸、顔色の悪さを伴うときも、早めに確認したい症状です。痛みだけのときより緊急性が高くなることがあるため、注意が必要です。

・痛みが続く・くり返すとき

強い痛みではなくても、同じような痛みが何度も出る場合は、何らかの病気が隠れていることがあります。数日たっても治まらない、休んでもまた出るといったときは、放置しないことが大切です。軽く見ずに、原因を確認するために当院へご相談ください。

胸と背中の痛みは何科を受診する?

考える女性

胸や背中の痛みは原因によって受診先が変わるため、症状の出方をみながら考えることが大切です。

・循環器内科を考えたい症状

胸や背中の痛みの中には、心臓や血管の病気が関係していることがあります。次のような症状があるときは、循環器内科での受診を考えましょう。

・胸が締めつけられるように痛む
・背中や左腕まで痛みが広がる
・動いたときに痛みが出る
・息苦しさや冷や汗を伴う
・同じような痛みをくり返す

・ほかの診療科を考えたい症状

胸や背中の痛みは、心臓や血管以外が原因のこともあります。当院では循環器内科だけでなく、一般内科、消化器内科、呼吸器内科にも対応しているため、症状の出方に合わせて幅広く確認できます。

・息を吸うと痛む
・せきや発熱を伴う
・胸やけや食後の痛みがある
・押すと痛い
・体を動かすと痛みが強くなる

当院で行う検査

胸や背中の痛みの原因を見極めるために、当院では症状に応じて心臓や肺の状態を確認する検査を行います。

・心電図検査

心電図検査は、心臓の電気の流れを記録し、不整脈や狭心症、心筋梗塞が疑われる変化がないかを確認する検査です。胸の痛みが心臓から来ているのかをみるために、基本となる検査のひとつです。

・心エコー(心臓・血管超音波)検査

心エコー(心臓・血管超音波)検査は、超音波を使って心臓の動きや弁の状態、血液の流れを確認する検査です。心臓の形やポンプの働きもみることができ、心筋梗塞や弁膜症、血管の病気の確認に役立ちます。

・血液検査

血液検査では、炎症の有無や貧血の有無のほか、心臓に負担がかかっていないかを確認します。胸や背中の痛みの背景に、心筋梗塞や心不全などが隠れていないかをみるうえでも大切な検査です。

・胸部レントゲン検査

胸部レントゲン検査では、肺の炎症や影の有無、心臓の大きさ、胸の中の状態を確認します。胸や背中の痛みが、肺や胸膜の病気によるものかを考えるときにも役立ちます。当院でも、検診や肺炎、心不全などの病態診断に用いています。

胸や背中の痛みが気になる方は東広島市の【佐々木医院】へ

院内の様子

胸や背中の痛みは、症状だけで原因を決めつけることが難しいことがあります。
当院の院長は日本循環器学会認定 循環器専門医で、狭心症や高血圧症、不整脈などの診療を得意としており、心臓や血管に関する症状や不安に寄り添いながら診療を行っています。
胸や背中の痛みが気になる方は、東広島市の【佐々木医院】へご相談ください。

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