階段の息切れは病気のサイン?原因と受診目安を解説

階段を上るだけで息切れすると、「年齢のせいなのか」「運動不足なのか」「心臓や肺の病気が関係しているのか」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、階段で息切れする原因や注意したい症状、当院で行う検査についてわかりやすく解説します。

階段で息切れするのは年齢のせい?

胸に手を当てる女性

階段で息切れする原因には、加齢や運動不足だけでなく、心臓や肺の働きが関係していることもあります。

・加齢や運動不足で息が上がることもあります

年齢を重ねると筋力や体力が少しずつ低下し、階段を上るだけでも息が上がりやすくなることがあります。また、運動する機会が減っている方や体重が増えてきた方も、以前より階段がつらいと感じることがあります。
ただし、息切れの原因が体力の低下だけとは限らないため、症状の出方を確認することが大切です。

・以前より階段がつらい場合は注意が必要です

これまで問題なく上れていた階段で途中休憩が必要になった場合や、少し上っただけで息苦しさを感じる場合は注意が必要です。息切れに加えて、動悸や胸の苦しさ、足のむくみなどがある場合は、心臓や肺に負担がかかっている可能性もあります。
「年齢のせい」と決めつけず、気になる症状が続く場合は当院にご相談ください。

階段で息切れする原因

階段で息切れする原因には、心臓や肺の働き、血液の状態、体への負担などが関係していることがあります。

・心臓の働きによる影響

階段を上る時は、全身に血液を送るために心臓への負担が大きくなります。心臓の働きが低下していると、少し動いただけでも息切れを感じやすくなることがあります。

・肺の機能低下

肺は、体に必要な酸素を取り込む役割があります。肺の働きが低下していると、階段を上った時に息が上がりやすく、呼吸が苦しく感じることがあります。

・貧血による酸素不足

貧血があると、体のすみずみまで酸素を運びにくくなります。そのため、階段を上るような少し負荷のかかる動作で、息切れや疲れやすさを感じる場合があります。

・体重増加や運動不足による負担

体重が増えたり、運動する機会が少なくなったりすると、階段を上る時の体への負担が大きくなります。筋力や持久力が落ちている場合も、以前より息が上がりやすくなることがあります。

このような息切れは一度ご相談ください

解説する医師

階段を上った時の息切れが一時的なものではなく、以前より強くなっている場合や、他の症状を伴う場合は注意が必要です。以下のような症状がある方は、一度当院にご相談ください。

・以前は上れていた階段で途中休憩が必要になった
・少し歩いただけで息が上がる
・息切れと一緒に動悸が出る
・胸の痛みや圧迫感がある
・足のむくみや疲れやすさがある
・横になると息苦しく感じる
・高血圧・糖尿病・脂質異常症を指摘されている
・息切れが続いており、原因が分からず不安がある

息切れと関係する心臓・肺の病気

階段での息切れは、心臓や肺の病気が関係している場合もあるため、症状の出方を確認することが大切です。

・心不全

心不全は、心臓の働きが低下し、全身へ血液を送り出しにくくなる状態です。階段で息切れしやすい、疲れやすい、足がむくむなどの症状が出ることがあります。

・狭心症

狭心症は、心臓に血液を送る血管が狭くなり、心臓に負担がかかる病気です。階段や坂道を上った時に、息切れや胸の痛み、圧迫感を感じることがあります。

・不整脈

不整脈は、脈のリズムが乱れることで、動悸や息切れを感じることがある状態です。階段を上った時に脈が急に速くなる、息苦しさを感じる場合は注意が必要です。

・気管支喘息などの呼吸器疾患

気管支喘息などの呼吸器疾患では、空気の通り道が狭くなり、呼吸がしづらくなることがあります。階段を上った時に息切れが強くなる、咳やゼーゼーする音を伴う場合があります。

・心臓弁膜症の可能性もあります

階段での息切れや動悸が続く場合、心臓弁膜症などの循環器疾患が関係していることもあります。心臓弁膜症について詳しく知りたい方は、当院の心臓弁膜症ページをご覧ください。

息切れを感じた時にできること

顎に手を当てて考える女性

階段で息切れを感じた時は、無理をせず、症状の出方や一緒に出ている体の変化を確認しておくことが大切です。

・無理に階段を上り続けない

息切れが強い時に無理をして階段を上り続けると、体への負担が大きくなることがあります。苦しさを感じた時は一度立ち止まり、呼吸を整えながら安全な場所で休みましょう。
胸の痛みや強い動悸を伴う場合は、無理に動き続けないことが大切です。

・息切れが出る場面を記録する

どのくらい階段を上ると息切れするのか、以前と比べて変化があるのかを記録しておくと、診察時に状態を伝えやすくなります。
「2階まで上ると苦しい」「坂道でも息が上がる」など、具体的な場面をメモしておきましょう。症状の頻度や続く時間も分かる範囲で確認しておくと、原因を考える手がかりになります。

・動悸・胸の症状・むくみも確認する

息切れだけでなく、動悸、胸の痛み、胸の圧迫感、足のむくみなどが一緒に出ていないか確認しましょう。
これらの症状を伴う場合は、心臓や肺の状態を確認した方がよい場合があります。特に、症状が繰り返し出る場合や以前より強くなっている場合は注意が必要です。

・症状が続く場合は検査で原因を確認しましょう

息切れが続く場合、「年齢のせい」「運動不足」と自己判断せず、検査で原因を確認することが大切です。
佐々木医院では、症状の出方を伺ったうえで、必要に応じて心臓や肺の状態を確認します。階段での息切れが気になる方は、当院にご相談ください。

佐々木医院で行う検査

当院では、息切れの症状や体の状態に合わせて、心臓や肺、血管の状態を確認します。

・胸部レントゲン検査

胸部レントゲン検査では、肺や心臓の状態を画像で確認します。当院では、肺炎や心不全などの状態を確認する際に用いています。

・心臓・血管超音波検査

心臓・血管超音波検査では、心臓の動きや血管の状態を確認します。当院では、心臓病、心筋梗塞、弁膜症、血管病の診断に用いています。

・心電図・負荷心電図

心電図では、脈の乱れや心臓の電気的な動きを確認します。
負荷心電図では、運動などで心臓に負担がかかった時の変化を調べ、心臓病や狭心症の診断に用いています。

・24時間ホルター心電図

24時間ホルター心電図は、小型の機器を装着し、日常生活中の心電図を記録する検査です。当院では、不整脈の診断に用いており、動悸や息切れが一時的に出る方の確認にも役立ちます。

・血圧脈波検査

血圧脈波検査では、血管の硬さや血流の状態を確認します。血管年齢の確認にも用いられ、動脈硬化や血管への負担を調べる際に役立ちます。

東広島市で階段の息切れが気になる方は【佐々木医院】へ

院内の様子

階段での息切れは、加齢や運動不足だけでなく、心臓や肺の働き、貧血、体への負担などが関係していることがあります。
当院の院長は日本循環器学会認定 循環器専門医で、狭心症や高血圧症、不整脈などの診療を得意としており、息切れや動悸、胸の症状などに対して、必要に応じた検査を行いながら原因を確認していきます。

東広島市で以前より階段がつらくなった方や、息切れに不安を感じている方は、【佐々木医院】へお気軽にご相談ください。

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